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JEMの新しい演算 2020年03月08日

水素✕エコタウン+ASEAN・APEC会議=ブルネイ都市開発。

JEMとしては珍しい仕事だ、これは。
エコタウン開発のロードマップ作り。

ここブルネイ国は、一人当たりGDPが日本より高い産油国であり、日本が輸入している水素はここからが一番多い。そんなブルネイで今回エコタウンとして開発するのは、ワニも生息する手つかずのジャングルがほとんどのテンブロン地区。何もしないのが一番のエコなのではないか?とは思うけれど、2021年にASEAN外相会議、2023年にはAPEC首脳会議がブルネイで開催されることを見越して、ブルネイ型エコタウンを宣伝することも考えてのプロジェクト。

今日は政府機関側との会議二日目。
朝一のこれから、1時間プレゼンしてから討議する。
近頃は日本語でも人の名前が出てこないことが多くなってきたのに、1時間英語でしゃべりまくる。以前はよくやったものの、近頃はめっきり少なくなって、、、といろいろと考えているうちにもう直ぐ始まる。先ずは喉を湿らせておこう。
と、水を一口飲みテーブルにペットボトルを戻したら、あっつ、手元が狂ってしまった。 ペットボトルがノートパソコンに倒れて、キーボードが水浸し。
急ぎプレゼンのパワーポイントだけをバックアップして、他の人のPCでプレゼンする。 不慣れな手でパワーポイントを62枚も作ったというのに、動く細工もしたというのに、他人の、それも外国人のPCでの操作は、思ったように動かない。
自分のものと違ってやりにくい。追加資料も見せられない。 あれだけ事前に準備したというのに、ペットボトルの水で吹っ飛んでしまったではないか。 駆け出しのエンジニアでもあるまいし、何という初歩的なミス。。。

こうして四苦八苦しながら2時間が経過。
久しぶりの業務実施ということに加え、突然の出来事と操作に手こずったが、何とかプレゼンと討議を終えた。

JEMで扱ってきた火力、水力、太陽光に、これから水素利用の都市開発が加わる。
ASEAN会議や日本国首相や米国大統領らが集うAPEC会議に、この計画がどう関わってくるか?
まだまだこれからだが、新しい分野への挑戦は楽しみ。
シニアだが面白い会社を目指すJEMにこういう仕事があって良いが、仕事の前に先ずは手元と口元に気を付けなければならない。
会議場も現場。現場ではいつも気を引き締めねばならないこと、改めて思い知った。

【藤岡】